2019年8月24日土曜日

イライザのはちみつと木の実のパン

 お婆ちゃんが死んで、部屋にのこされたのは山のように積まれたたくさんの本と、たったひとつのびんだった。
 そのびんのなかには「パンのたね」が入っていた。
 お婆ちゃんがいつも話していた。ずっとむかしに、水兵さんからパンのたねを分けてもらったって。

 お婆ちゃんは遠い遠い国でうまれ育って、おじいちゃんと結婚して日本へやってきた。

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